「先生、良かったじゃない。お子様と関わっていたからその瞬間に立ち会えたんですから」

先日お客様に言われました。

一番上の子に、夜寝るときに「寝るよー」と声をかけたら

「えっ?まだ寝たくない!」と言われ。

「でも寝ないと朝起きれなくなるよ!」

と言うと

「自分のタイミングで寝る」とか「自分でちゃんと起きるから」

とか。

テレビを見ていたので途中だったのもあったのですが。

ちょっとした喧嘩になって

ああ

ああ

ああ

ああ

いつもなら

「うん、パパと一緒に寝る〜」と言っているのに、、、

あんなに

パパー

パパー

パパー

パパ〜

お風呂入るのも

抱っこも

ご飯も

お手洗いも

朝起きるのも

髪を結ぶのも

なんでもかんでも

パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ

パパがいいー

料理の時も、いつでもべったり

と言っていた子が自分の意思を持って

パパのいう事に反対して。

意思表示をした、、、

先に布団に入って

ああ、、、

こんなにパパが大好きだったのに

なんて、過去の思い出に浸っていて

そしたら、察したのか

真ん中の子が

「私は今日もパパと一緒に寝る〜」

と言ってくれて。

ああ、めちゃ気を使われている。

ああ、可愛い。

健気やなー。

「ありがとー」と言って抱きしめて。

そのまま寝て。

寝ながら

でも、、、あれが、、、親離れであり

自立の一歩なのかな、、、と思って。

朝起きたら、本当に自分で起きて

用意をしていて

毎日起こして

抱っこしてってやっていたのが

遠い過去の様で、、、

なんか、寂しくなって

そんな話をお客様としていたら

「先生、良かったじゃない。お子様と関わっていたからその瞬間に立ち会えたんですから」

って言われて。

その通りだなと思えて。

実際、子供なんかすぐに自分の世界が出来て

親なんか構ってくれなくなる

と考えて、休みが多い職場に転職したり(社会人としてはどうかと言われた事もありましたが)

お店自体も短い営業時間、土日、祝日休み(整体院ではあり得ない営業形態とよく言われますが)

その

親から離れる瞬間に

立ち会えた事って凄い事だし

関わっていたからこそ、感じられたんだなっと思って。

その日に家に帰って

いつも通りお風呂に入った時

一番上の子が

「ねえ、背中流してあげるよ」

って言ってくれて

どうしたのかな?急にって思って

「ありがとう〜嬉しい〜」と答えて

背中を洗ってくれている時に

「昨日はごめんね。今日は早めにテレビ見るね」

「えっ!うん」

「パパ〜。パパがおじいちゃんになって動けなくなったら私がこうやって背中洗ってあげるね」

って言われて。

グッときてしまって。

あれ?なんで目から汗が出るんだろう?

急に成長しすぎだろ〜

と思いながら。

「ありがと〜」と言っていました。

まあ、子離れ出来ていないんですよね。

私が、、、、、、、