産後のぽっこりお腹。腹直筋だけを鍛えてもお腹が凹むわけでは無い

来院されるお客様のお話を聞いていると

ほとんどの方がお腹

腹筋を気にしている方が多いです

そしてお話を聞いていると

腹直筋がないことにより

お腹がぽっこりしている

腹直筋です

腹直筋のトレーニングしないと!

とおっしゃる方も少なからずいらっしゃいます。

お話を聞いていて思うのが

腹直筋が大好きなんだなという思いと

お腹のトレーニングって

とにかくクランチと言われる

クランチです

腹直筋をトレーニングするのが

学生時代からすりこまれている。

腹筋を鍛える=クランチ

クランチで鍛えられるのは腹直筋

という図式になっている。

自分もそうでした。

もっというと

お腹が出ている=腹筋を鍛える

と思っている方がほぼほぼなのでは無いか?と思っています。

むしろこの業界に入って勉強して

かなり深い所まで勉強して始めて知ったことでした。

お腹を凹ませるのは腹直筋のトレーニングだけでは

凹みはしません。

昔の自分がこの事を聞いたら

えーーーーーーーーっ、何言ってんだろうこの人?って思ったと思います。

えー!そうなんですか!とか言いながら

内心はそんなわけないだろうがと思っていたと思います。

イメージでいうとこんな感じです

へー凄いですねーとか言いながらチューチューアイスコーヒーを飲む

なめてますね。ムカつくなー。

明後日の方向見ちゃってますからね。

コロナ前の古い写真です。まだストローがプラスチックですね。

というわけで。

お腹を凹ませるのに

腹直筋のトレーニングでは

凹みません。

お腹が出ている要素っていうのは大きく分けて

大きく分けて二つあって

まず一つ目は脂肪がのっている

脂肪がのっている。

もうそのままですね。

ボディービルダーの方とかも

実は、脂肪がのっている絞っていない状態だと腹筋が割れていない状態

の方もいる位で(細かくいうと凄い腹直筋が肥大しているとそうでもない場合もありますが)

体脂肪率が高いとポヨンとします。

腹筋は最初から割れているので体脂肪を落としていけば浮き出てきます。

二つ目は

お腹を凹ませる力が弱い

という事です。

そこで大事になってくるのが

腹横筋という筋肉です。

腹横筋という筋肉はプランクというトレーニングで

知っている方もいらっしゃるかもですが

腹横筋でも、腹横筋の下部繊維が重要だと言われています

腹横筋です

この図の下の方に穴が開いているのが見えると思うのですが

この穴に腹直筋が入り込んでいって

実は腹横筋の下部繊維が効いていないと

ぽっこり感も出ますが

もっと専門的な話をすると

腹直筋ばっかり鍛えていると

腹横筋が効かなくなって

妊娠して出産して無いのに

離開しているような状態になってしまったり

インスタなどでみていると

そういった男性のトレーニーの方が意外と多い事に気づきます。

そういう方は、リラックスしている時は腹筋が割れているのに

お腹がポヨーンとなっているんじゃ無いかなと

なので、腹横筋の下部の繊維というのは凄く大事です

そこを働かせるようにするには

書くと長くなるのですが

骨盤の後傾が邪魔したりだとか

胸郭が屈曲していると良く無いだとか

呼吸と連動しいるだとか

股関節の筋肉が関係しているだとか

足の関節のアライメントからとか

書いたらきりが無いですが

姿勢のアライメント不良でぽこんとしている方もいるし

その方によって全然違うので

良く良く評価をして

お腹を含め良い状態に持っていく

という事が重要になってきます。

なので、産後のお腹というのは

骨盤を締めていけば凹むとかいう話ではなく

総合的にやっていかなければならない。

筋肉を働かせていくのはもちろんの事

除脂肪といって

脂肪を落としていく作業も大事なんですよね。